激安ギターのデメリット
激安ギターは、中古市場などでも出回っていますし、中古品ショップにも、安い海外産があります。
これらのギターは、音の響きとしての基材にそれほど言い品質のプラスチックや木材が使用されていないという難点があります。
そして、中古ショップに行くと、激安ギターの弦も切れていたり、6本同時にはまっていなかったりと、手入れを最初に加えないといけません。音の難点としては、音の伸びが悪い等、残響音的な音の構造力学に難ありと言ったところです。
また、激安ギターは、それを持つ人の力学、人間工学に基づいていないということがあります。これは、姿勢よくギターを持つときに出る、音の良さから言って、難しい部分です。
立ち弾きでも、座り弾きでも、ギターの構造によって、弾く人の力加減や、背筋からくる中心的な音の支えに欠ける点は否めないでしょう。
ギターの構成される素材としても、プラスチックにも、プラスチックの品質がありますし、とくに、ギターの弦を支えている、ちょうど弦を押さえるあたりの、ビビりの問題や、その支持構造についても、激安ギターにはなんありです。
選ぶ際は、表面のキズや、きれいさよりも構造上、ギターを立ち弾きでも、持ちやすいかということの方が重要です。新品のギターでも、しっかりとした構造があるかどうか、調べてみたいところです。
結局デザインをてらったよりも、音の出る事が肝要ですので、見た目にこだわった末に、激安であれば、品質は悪いものとしか言う他ありません。
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激安ギターの音をよくする方法
1.弦の手入れ
これを、良いものにするかどうかで音が変わります。強度のしっかりしたものを選ぶと良いでしょう。
ナイロン質のものであっても、強度を確認して購入するといいです。
そして、大事に弦を弾いている時も収納している時にも気遣う事です。
弦の手入れとして、オイルで慣らしておくなどすると、コード操作が容易です。
そして、ピックで弾く場合ですが、これも、重要なことで痛めない演奏を心がける事が肝要です。弦は生き物のようにうごめく音を出しますので、心を込めた手入れと、演奏法を身に着ける事です。
2.ギター音の調整
ピッチの調整に最新の注意を払う事です。
ギターはそれだけでは、ただ演奏している楽器ですが、バンドと組み合わさると、演出としても存在感としても大きいプレイインストゥルメントです。
なので、他の演奏者とのピッチの調整にばっちりとした、基準の音感を用いる事です。
そして、ギターのピッチの調整のほかに、本体の方にもねじ式のつまみがあることがありますので、そちらの調整もお忘れなく。激安ギターの場合でも、音をずっと奏でさせるためには、ギター上部のピッチ調整つまみの取り扱いに注意です。
この部分のねじ式は命とも呼べる部分ですので、摩耗しないように、持ち運ぶ際にも物に当てたりしないように、注意を払ってください。その上での、リードハーネスの最適化を図りましょう。やはり、弦には、少々は高いお金を払いたいものです。
3.アンプにつなぐケーブル
のケーブルはエレキ専用ですが、ケーブル端子のビビりがないものが大事ですし、それにつなぐ音響機器の品質も超重要です。実際は、アンプにつなぐまでのケーブルや、スピーカーをつなぐ経路のエフェクターの端子からケーブルまでも気を使ってください。
エフェクターがよければ、激安ギターと言うのはごまかせる部分がありますので、そのエフェクターに、高精細なケーブルをつなぐことです。
やってみたら、ここまで、音が違ってくるという実感はうけあいです。
あと一つ、弦を引くときは、手を清潔にしておくこと。弦が腐食すれば、音が悪くなるという違いの耳まで持っていれば、だいじょうぶだと思います。
まとめ
激安ギターの音よくする方法として、いくつか書きましたが、結局は自分の愛品に施しを持てということです。
日ごろの手入れに、埃をかけないことや、少しよごれても、ちょくちょく掃除や、丁寧な手入れを施していれば、愛着は沸きます。
その上で、演奏に参加してくれる楽器ですので、自分の分身として扱うべきです。
補足になりますが、ギターを部屋の中で設置して、演奏の合間にインテリアにする場合ですが、立てて置くのが最良です。ギターのふくらみの底面には、支持体がありますので、その部分で、重力を受けるように、弦を立てて保存してください。
部屋のスペースも空くはずです。そして、弦や弦の触れている部分、つまみの部分に物が落下したり、損耗させたりしないように、安全なスペースへの設置を図る事です。
弦を中心に手入れをし、そして、弦にスピリットが乗り移るような演奏を心がけたいものです。
そして、すでに倉庫入りしてしまったものでも、たまに出して、愛着を確かめるなどすると、激安ギターでも音の品質に変わりがあるとおもいます。