初心者の方がアコースティックギターを買いに行こうと楽器屋さんに足を運んだ際に気になるのが、中古品の存在ですよね。
価格も安く、綺麗にメンテナンスがされており、ぱっと見た感じでは新品とあまり変わらないように見える物もありますよね。しかし、いくら見た目が綺麗でも、中古品は品質的に問題がありそうだと思う方も多いと思います。
そんな方々に向けて、今回はアコースティックギターの中古について取り上げていきます。中古品は新品に比べて選ぶ際に注意点が多いですからね。
それではご覧ください!!
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Contents
初心者にはアコースティックギターの中古でもおすすめ?
初心者が中古のアコースティックギターを購入するのはあまりおすすめしません。
理由は自身で品質を見抜けないことと、経年劣化による癖のついたアコースティックギターを初心者のうちはあまり弾いて欲しくないことが挙げられます。
楽器屋さんがいくらメンテナンスを賢明にしていても、アコースティックギターは木で作られているので、長年使われている物は変形が起こります。その変形を見抜く事が出来るようになるまでは、一人で購入するのは控えた方が良いでしょう。
アコースティックギターの中古の注意点は?
注意点は前述した変形とパーツの劣化です。アコースティックギターのネックといわれる、指を添える細長い部分が曲がっていってしまう変形が良く起こります。この曲がった変化を「ネックの反り」といいます。
この反りはある程度はメンテナンスで改善されますが、残ってしまうことが多いです。この状態になってしますと、アコースティックギターが弾きにくいですし、音程がずれやすくなったりします。それでは練習効率が上がりませんし、正しい音で練習出来なくなってしまいやすいので、正しい音感がつきにくくなってしまいます。
また、パーツも劣化が起こりやすく、特に弦を巻き付けている、「ペグ」とネック上で音程を区切っている細長い金属「フレット」は重要で劣化が起こりやすい部分です。
「ペグ」は楽器屋さんのほうでメンテナンスがされている場合がありますが、「フレット」はすり減っていくのでメンテナンスが難しく、すり減り過ぎると打ち直す必要があります。アコースティックギターは経年劣化が起こりやすいということが注意点となります。
アコースティックギターの中古はどれくらいの値段?
状態によって変わってきますが、普通の状態であれば、新品より30%前後引きで購入する事が可能になります。新品同様の状態なら、10%引き、酷い状態だと40%引きになったりします。
これは普通に流通しているアコースティックギターに限った話であり、限定品や極端に古い物は新品より高い価格で取引されている事が多々あります。きちんと、選べるようになると非常に経済的であるといえます。
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アコースティックギターの中古の選び方とは?
選び方は、とにかく試奏をして自分の手になじむアコースティックギターを選ぶ事が大切です。店員さんにお願いすれば、試しにアコースティックギターを弾かしてくれます。
そこで、例えネックが反っていても、自身が弾きやすかったらそれが良いアコースティックギターになるということです。最低限のペグやフレットに関しては店員さんに状況を聞いて、そこからは完全に自身の好みで良いです。アコースティックギターを数本試奏するとわかりますが、かなり引き心地が変わります。
これは目で見ても分かりません。人の意見も人によって手の大きさや、指の長さは変わるので役に立つことは少ないです。とにかく、たくさんのアコースティックギターを弾いてみるのです。そして弾きやすい物を買いましょう。これがおすすめの選び方です。
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まとめ
ここまで中古のアコースティックギターについて取り上げてきましたが、新品よりリスクはありますが、安価で良い物を選ぶ事が可能になるので一度購入にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
それでは良い音楽ライフを!!